歳三 往きてまた
歳三 往きてまた(文春文庫)
土方さんがとても右だとその界隈で話題のこちら
本当に総受けでした 本当にありがとうございました
以下、腐語り
鳥羽伏見以降が舞台なので全体的に悲壮感漂っているんだけど、副長がひたすら慕われてて随所でにやけっぱなし
勝先生との取引なんて完全にR18展開の導入だったが!?
仙台で再会したときの色っぽい描写とかこりゃたまらんと思いながら読んでました
土方さん小説での山場のひとつが流山だと思っていますが、
この本の流山はとても悲劇的な美しさがあって沁みました
副長主人公だと近藤さんとか大鳥さんとかの扱いが結構酷かったりするけど、
この本はみんな素敵に描かれてて良かったな
滅びの美学を堪能できる良い本だった